輝く鬼は奇しく笑う

妖しく怪しく奇しく

シャトルランでラインまでしっかり走らない奴はクソ

 

 

お久しぶりです。

日常生活のなかで他人に対して「ずるいな」と思うことがたくさんある。ずるいという表現が正しいのかわからないけれど。

 

 

嘘や言い訳が嫌いだ。

シャトルランとか反復横跳びでちゃんとラインまで足を運ばない奴が気に食わなかった。別にその人が嫌いってわけではないし、そこまで気にしてるわけでもないんだけど。足を運ばない人からすると「そんなことどうでも良いだろ」と思うかもしれない。でもこちらからすると「そんなちょっとしたことだからこそ、ズルをする意味がないだろ」と思う。

 

逆にずるいことを堂々とする奴は好きだ。授業中に最前線で堂々と寝ている奴なんか最高にクールだ。後列で隠れてスマホをいじっている奴よりもはるかにかっこいい。きっとケイスケホンダも「きよきよしい」って言うだろう。こんな褒めちぎった後に言うのもあれだが、本当はそこまで好きじゃない。ちゃんと授業を受けている奴のほうが断然良い。

 

 

 

多くの人は自分の都合で嘘をつくし、言い訳をするし、ズルをする。それが当たり前だし、それで良いんだと思う。ただ、ずるいことしてるのに自分はズルしてませんみたいな態度とか、みんなもズルしてるからいいじゃんみたいなことを抜かす奴は許せない。

ずるいことをするなら、自分はずるいことをしている弱い人間だと自覚しながら生きていけばーかと思っている。

 

 

多分俺はどこかで「弱い人間」を見つけて「ずるいな」と思うことで、優越感みたいなものを感じているし、経験値を得た気になっている。弱い人間を見ることで、ズルをしなかった俺は偉いと自分を肯定してきた。言い訳や嘘に頼らず、自分の弱さを自覚し、反省することができる強い人間だと思ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

ずるいことをしない強い人間になれればいいと思う。

授業中、後列に座りながらスマホを手にしてそんなことを思った。